自分では気づきにくい口臭が、人に対するスメハラになることは少なくありません。
マウスウォッシュを使えば効果的に口臭を予防できるのでしょうか。
スメハラにもなる口臭の原因とは？
スメハラとして挙げられることの多い口臭の主な原因は、口内の汚れや唾液不足、内臓疾患などです。食べ物のカスが、長く口の中にとどまっていると雑菌が繁殖し口臭の原因となります。
また、歯垢がたまった状態では雑菌の繁殖が進行し歯周病や虫歯を引き起こします。口臭は揮発性硫黄化合物という気体が、口の中で発生するのが原因です。
この気体を作る細菌は歯周病を進行させることでも知られており、さらに口臭がひどくなるという悪循環に陥ってしまいます。
歯磨きだけでは口内の汚れを全て落としきることはできません。そのため、食後の歯磨きにプラスする口腔ケアを習慣にすることも必要です。
マウスウォッシュでできる効果的な口臭対策
マウスウォッシュを歯磨き後に使うと、口内の菌を大幅に減らした状態を作り出せます。また、歯ブラシが届きにくい部分のケアもできるため、口臭の原因を効果的に取り除けます。
歯磨き後にマウスウォッシュを使うだけでなく、口臭が気になった時にうがいするだけでも効果が期待できるでしょう。
食後は毎回歯磨きをするのが理想ですが、外出先などでは歯磨きできないこともあります。そんな時もマウスウォッシュがあれば、ニオイの原因となる菌の繁殖を一時的に抑えられるでしょう。
マウスウォッシュの使い過ぎで口臭が悪化することも
アルコール入りのマウスウォッシュで、口内が乾燥する人もいます。
乾燥も口臭の原因となるため、マウスウォッシュを使いすぎて口臭が悪化する可能性もあるということです。これを防ぐためには、アルコールを含まないマウスウォッシュを選ぶと良いかもしれません。
また、唾液の分泌を促すためにガムを噛むのも効果的です。殺菌力の強いマウスウォッシュは、雑菌の繁殖を抑えられますが口内の細菌のバランスを崩すことも考えられます。
マウスウォッシュは効果的な口臭対策ではあるものの、使い方によっては口臭を作り出す原因にもなります。使用方法や配合されている成分などは、きちんと確認して正しく使いましょう。
口臭は人に不快感を持たれるだけでなく、人とのコミュニケーションにも影響を与えてしまいます。マウスウォッシュを使えば効果的に口臭を抑えることができ、スメハラ対策としても役立ちそうです。