マウスウォッシュのアルコール入りとノンアルコールの違いとは?

マウスウォッシュが苦手な理由として、アルコールの刺激を挙げる人がいます。
最近はノンアルコールの物も多数販売されていますが、アルコール入りとノンアルコールの違いは何なのでしょうか。

なぜマウスウォッシュにアルコールが必要?

マウスウォッシュに含まれるアルコールは、水に溶けにくい薬用成分を溶かすことが主な目的です。
また、使用後の爽快感を上げるためにもアルコールが役立っています。

ただし、マウスウォッシュのアルコール濃度では、アルコールそのものに殺菌効果はないと言われています。あくまでも使用感や溶媒として使われているということなので、必須の成分ではありません。

化粧品などのアルコールでアレルギー症状が出る人は、マウスウォッシュのアルコールに反応する可能性もあります。アルコール入りかノンアルコールかは体質や使用感の好みで選べば良く、効果については差がないと考えて良いでしょう。

刺激が苦手な人はノンアルコールがオススメ

アルコールは粘膜を刺激するため、炎症や口内炎がある場合はアルコール入りマウスウォッシュの使用は控えましょう。
ただ、ノンアルコールのものであれば問題なく使えます。

唾液が少なく口内が乾燥しやすい人もノンアルコールのマウスウォッシュがおススメです。口内が乾くと口臭が出やすくなるため、乾燥が気になる時にもノンアルコールタイプを選びましょう。

無理をせずに毎日使えるものを選ぶことで、マウスウォッシュを習慣にしやすくなるはずです。

口内をさっぱりさせたい時にはアルコール入り

ニオイの強い物を食べた時は、アルコール入りのマウスウォッシュでうがいすると口内がさっぱりします。歯磨きができない状況でもマウスウォッシュなら手軽に使えます。

もちろん、アルコール入りのマウスウォッシュだけで歯垢を除去できるわけではありません。口臭をケアするための、一時的なケアだということは忘れないようにしましょう。

爽快感があって使ったと実感できる方が良い人には、アルコール入りが向いています。ただし、アルコール入りのマウスウォッシュで頻繁にうがいすると口内が乾きやすくなります。

使うタイミングによって、アルコール入りとノンアルコールを使い分けるのも良いかもしれません。

マウスウォッシュのアルコールについては、必ずしも必要な成分とは言えなさそうです。
口内の状態や好みに合わせて選べるので、色々なマウスウォッシュを試して自分に合うものを選びましょう。